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2022.03.01

【進む建設DX】弊社の取り組みが紹介されました

近畿地方の真ん中に位置する「紀伊山地」。そこで2011年9月に発生した大規模な土砂災害の復旧工事が今も続いています。山深い工事現場では携帯電話の電波が届かず、気軽にスマートフォンで電話をしたりインターネット検索をすることはできません。「ネットが使えない」ということは、ネットにつながる前提である【建設DX】の取り組みも進めづらい状況であると言えます。

しかし土木の現場は市街地などの便利なところばかりではなく、こうした「ネットが使えない」状況を打破するアイディアやトライ&エラーが必要とされています。

この度、十津川村の携帯電波不感地帯の弊社の工事現場にて、WEB会議システムとカメラを利用した遠隔臨場を行うため「現場ロイドの通信機器」を設置した取り組みが行われました。

         

この取り組みは広大な大地の北海道以外ではまだ前例がなく、本州以南初ということもあり、国土交通省 近畿地方整備局 紀伊山系砂防事務所のホームページでも紹介されました。

遠隔臨場が携帯電波不感地帯でも実現し、心配されていた画像の解像度も維持され文字などをカメラを通じても確認でき、検査の質を落とすこともないと確認されました。

当社では今後も【建設DX】に積極的に取り組んでまいります。

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